日本では、病棟看護師を減らしていく動きがあります。
高齢者が増え続ける日本において、訪問看護が必要不可欠となっており、将来的に訪問看護の需要が高まっていくことが予想されているからです。
そのため、病棟看護師を削減し、訪問看護に重点を置いた医療へとシフトしていく可能性があります。
そうすることで、医療費の予算を減らしていく狙いがあるのです。
これから迎える、高齢化社会に対応するための変化といえるでしょう。
では、この社会の流れに対し、看護師はどのように変化していけばいいのでしょうか。
具体的な例としては、キャリアアップが挙げられます。
さまざまな資格を取得し、専門的な知識や技術を身に付けておけば、看護師を削減する状況になっても生き残れる確率が高くなります。
病棟を備える現場で看護師として働き続けたいなら、社会の波に適応してスキルを磨かなくてはいけません。
その際には、資格を取得しておくと役立つことが出てくるでしょう。
その資格とは、専門看護師・認定看護師・認定看護管理者・特定行為看護師の4つが挙げれらます。
専門看護師・認定看護師・認定看護管理者の3つは民間資格で、日本看護協会が認定しているものです。
4つ目の特定行為看護師は、厚生労働省が管轄しているもので、在宅医療に特化した資格となっています。
これら4つの資格のいずれかでも取得していれば、看護師としてのキャリアアップにつながるでしょう。
現場で働き続けるために
キャリアの大切さ、そして必要なスキル